2025.11.27
お知らせ
本編シーン公開 兄の本当の姿、兄へのわだかまりが溶けていく心揺さぶる本編映像
兄の知られざる姿に涙
妹・理子(柴咲コウ)、元妻・加奈子(満島ひかり)、
娘・満里奈(青山姫乃)が兄のアパートで見つけたものとは・・・
兄(オダギリジョー)の跡片付けのため、三人が宮城県・多賀城市にある兄のアパートを訪れるシーン。兄が暮らしていたゴミ屋敷化した部屋で、理子、加奈子、満里奈が黙々と遺品を整理していると、「私がいる・・・」と、満里奈の震えるような声が響く。彼女の視線の先にあったのは、壁に貼られた幼い頃の満里奈の写真だった。声に気付いた理子と加奈子が近付くと、壁には他にも、兄、加奈子、満里奈、息子・良一の4人が写った家族写真や、幼い頃の兄と理子が笑顔で両親と写っている写真、さらに幼少期の兄と理子の2ショット写真など、兄が家族を思い続けていたことが伝わる写真たちが次々と映し出される。その写真を見つめながら理子は、「自分で壊したくせに・・・」と、小さく呟く。その表情には、長年抱えてきた兄へのわだかまりが、ふとほどけていくような気配がにじんでいる。兄が大切にしていた家族の記憶を目にした三人は、それぞれ胸の奥に抱えていた兄への思いを静かに受け止めていく。映像はその後、三人が兄の車で葬儀場に向かう姿で締めくくられる。
笑って泣けて、観た後に大切な人を思い出さずにはいられない、映画『兄を持ち運べるサイズに』はいよいよ今週公開です!ぜひ、劇場でご覧ください。
©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
